2005年にカリブ海クルーズを初めて経験してからこれまで(未だ)10回ほどの船旅経験ですが、その経験を通して学んだこと、こうすればよいのか、ここはこうだった、ああだった等を、クルーズ選び・予約・乗船~下船迄をご参考の為に下記して行きます。これから皆さんのクルーズ計画に少しでもご参考に成れば嬉しいです。注:全て保証ではありません、念のため。

クルーズ船選び:

クルーズ計画する上で先ず悩むのはどの船を選ぶか。当然の選択ですが、これは誰と何の目的船旅をするかで当然決まって来るものです。お子さんを連れて家族クルーズであれば子供達が楽しめるようにエンターテイメント設備の整ったクルーズ船がよいでしょう。どちらかと言うと大型客船がそうです。また夫婦でゆったりと時間を過ごしたいというのなら大人の雰囲気が楽しめる中・小型船(ラクジュアリ船)がお薦めとなります。先ずは一度試して見たいと言うならプレミアム船などが良いかもしれません。

 

All Inclusive又はNon-All Inclusive:

クルーズ船によりAll Inclusiveとそうでないものが有ります。All Inclusiveとは名の通り殆どの船内料金(ビンテージワイン等高価なお酒類は除く)がクルーズ代金に入っていることを言います。飲み物、船内チップなど。Non-All Inclusiveは基本的料金だけを含みあとはその都度の料金が最後に清算され請求書に載せられます。All Inclusiveは一見比較して高そうに見えます(実際高い!)が下船時の最後の結果としてはお得感が有るように思います。お酒の好きな方にはAll Inclusiveをお薦め致します。飲む度に心配いしなくて済む。

 

予約:

予約は色々方法があり、直接船会社に連絡を取ったり日本又は海外の予約Agentを使ったりと。今までお付き合いのある代理店で良いでしょうが、我々は米国の代理店(Agent)を使っています。時差や言葉の問題は有りますが、その業界で力のある代理店だと色々と便宜を図ってくれまたBonus等が多く頂けます各自各様ベスト方法を!

 

前準備:

特に衣類等はあれもこれもと詰め込まないことです。よく経験することですが、あれもこれもと持っていきますが、半分とは言わなくとも1/3程全く使わないものが出てきます。荷物の無駄です。履物もそうです。あの場合、この場合と色々と状況を想像すると荷物が増えてきます。よくコーデネーションを考えて準備を!

 

出発日:

是非現地で前泊する予定を組みましょう。最悪は乗船当日に現地空港(たとえそれが午前中でも)に着くスケジュールです。飛行機の遅れやドラブル等で現地に遅れればクルーズ船は待ってくれません。クルーズをタクシー追いかけた知人を知っています。たった一日前の出発ですが本当に気持ちが楽になります。これはMUSTです。

 

乗船:

乗船手続きは14:00~スタートが一般。乗船案内にも必ずそう記載されています。しかし我々は正午頃に乗船チェックインカウンターに行きます。(ラクジュアリ船の場合)ほぼ必ず早めに手続きができ乗船できそうです。何時もそうしています。そしてゆっくり船内で昼食を、昼食を取りながら船室が準備できるまで待っているのです。必ずどこかのレストランが開いています。昼食を途中どこかで取りクルーズ船に向かうのは勿体ないです。でも全てのクルーズがそうだとは限りませんのでこれは保証ではありません。

 

船内:

船内には色々な団体、家族、または夫婦ゲストがおります。航海初めは皆お互い面識がありません。でもクルーズが進むに従い2度3度と顔を合わせると段々距離が近くなって行きます。是非お互い声を掛け知り合いになりましょう。特に外国船ですと皆さん気さくで対応してくれます。船旅の一つの良いところは、色々な文化、歴史、社会を持った方達とお近づきに成れることです。

 

船内イベント:

毎日早朝にその日のイベントスケジュールが記載されたLeafletが各キャビンに配られます。朝食の時間等を利用し是非目を通しましう。思いがけない楽しいイベントが有ることがあります。

 

デナー(Diner)服装:

航海の長さによりカジュアル、インフォーマル、フォーマルと(Diner用)Dress Codeが分かれ回数が違ってきます。ほぼ間違いなくプレミアム船やラクジュアリ船では1回以上のフォーマルDress Codeが有ります。是非思い切りドレスアップしてみましょう。今は昔程Dress Codeに拘らなく成ってきていますが、着飾ってDinerに出掛けるのも楽しいものです。日本人(女性)は着物でDress Codeするのも一案です。これなら相手と互角に戦えます。男性はジャケットは最低1着と2-3のネクタイが必要と思います。

 

船内食事:

兎に角食べ過ぎないことです。メニュースタイル、ブッフェスタイルでも体調が良いとついつい食欲が進み食べ過ぎて仕舞います。調子に乗り2~3日続けると当然体調を崩します。これでは折角の楽しいクルーズが台無しです。胃の調子が悪い時程気分が優れないものはありません。もう少し食べたいところ、腹6~7分目で抑えましょう。楽しいクルーズの為です。ヒント:よく”お醤油”を持参します。ちょっと食欲がない、胃がちょっと、、といった場合お醤油は頼もしい助っ人

 

船内チップ:

チップは余り日本人には馴染みのない習慣である為、船内でのチップに悩まれる方あ有るかと思いんす。荷物を運んで貰った時、食事の時、又は何かを頼んだ時、などなど。結論から言いますと現在のクルーズではチップは何らかの形で既に徴収されている場合が大半です。改めてお渡しする必要は無いでしょう。All Inclusiveの場合は料金に既に含まれており、Non-All Inclusiveである場合は予約の際、「xxxUSD/人/日のチップが徴収される」と謳われている。従い余程の便宜を図って貰ったのでは無い場合はチップは不要と思います。

 

オプションツアー:

寄港地での「オプションツアー」は本当に高い。クルーズ会社が利益を出す3大柱は「カジノ」「アルコール類」そして「オプションツアー」と言われている。ここで儲けを出さないとどこで出すのかと言わんばかりに(足元をみて)高めに設定している様に思える。一つの代案は現地のツアー会社を利用することである。クルース船の寄港地ではよく現地ツアーが港に出店されている。事前に調査すれば料金、内容、時間等が分かる。目的に合えばこれらを利用しない理由はない。現地観光も余裕を持ったスケジュールで行いましょう。

 

船内無料ラウンドリー:

クルーズを続ける内にどうしても避けて通れないのが ”ラウントリー家事”。ただ時期とタイミングを上手く捉えないと何時までも混雑して待たされることになります。我々の経験から 1)クルーズゲストがオプションツアーに出掛けている時、2)クルーズ後半より前半、3)午後より午前、の方がラントリーは空いている感じがする。ただ皆さん同じ様に考えるとこの戦術は上手く行きません。頻繁に根気よく空き具合を確認するのがベストかも。

 

船上で避けたい事:

1.バルコニーで煙草を吸うこと 2.バルコニードアを開けっぱなしにすること 3.屋上デッキ等で椅子取りをすること 4.食べられる以上にお皿にとること 5.一度取ったものをまた元に戻すこと 6.子供達を走り回らせること 7.知人友人と大きな声で話すこと など。

 

下船:

 

追記:

 

追記:

 

帰りのFlights:

帰りの飛行機は是非午後(13時以降)の便を予約。普通クルーズ船は下船寄港地に7~8AMに着岸します。しかし港に着いてから下船が始まるまでに2時間近く掛かり、下船開始しても自分の順番がすぐ来るとは限りません。余裕を持って下船できる様に帰りの便は午後をお薦め致します。

 

         ~これからも気付き次第追加して行きます~